上手に困ることの勧め

つなぐが開所して半年が経ちました。当初はコロナ禍での開所もあり不安もありましたが、利用者さんスタッフとも毎日経験を積み、成長できていると感じています。さて、今月はとても嬉しいニュースがあります。利用者さんの一人が、目標であった就労継続支援A型へ就職されることになりました。目標を達成できたのは本人の行動力、担当の相談支援専門員さんや他のサービス機関さんとのチームでの支援によるものだと感じています。卒業される利用者さんはこれから更に忙しくなるかもしれませんが、事業所みんなで応援しています。

話は変わりますが、利用者さんとの面談の中で、お仕事や日常生活での困っていることや悩み事をお聞きします。一般に「困る」ことは避けようとしますが、実際には「無力だから困る」のではありません。むしろ挑戦し勇気を持って行動しているからこそ「困る」のではないでしょうか。困ることなく生きる時期も必要だと思いますが、身の丈に合わせて苦楽を引き受けることも必要だと思います。大事なのは「上手に困る」ことではないでしょうか。「困ること」はよりよく生きる為の戦略なのかもしれません。

ステップアップのために次の職場へ就職される利用者さんも、当事業所や日常生活での自立に向かって行動している利用者さんも、目標に向かって行動されているからこそ、困ったり、大変なこともあるのだと思います。つなぐではそうした考えも持ちつつ利用者さんを支援していきます。